FOCUS 1.5:AIトークン追跡とPrice Sheet標準化の全貌
Updated September 19, 2026 · first published August 15, 2026
FinOps Foundation は FOCUS 1.5 を 2026 年 12 月に確定仕様としてリリースします。FinOps Open Cost and Usage Specification に初めて AI ネイティブなトークン消費フィールドが追加され、モデル識別子、入力および出力トークン量、さらにプロバイダー定価を扱う Price Sheet データセット が新設されます。
1. FOCUS 1.5 が標準化するもの
これまで Bedrock、Azure OpenAI、Vertex AI などクラウドごとにバラバラだった請求形式が、単一の標準スキーマに統合されます:
- モデル識別子の標準化: プロバイダーをまたいだ統一名称。
- トークン種別の分離: 入力、出力、キャッシュ読み取りトークンを独立した列として記録。
- Price Sheet データセット: 消費ログと公表定価を分離し、実効割引率の監査を容易化。
2. FOCUS 1.5 が解決しない領域
FOCUS はプロバイダーが発行するデータの規格化であり、自社内の利用部門別アトリビューションは解決しません。どの機能や顧客が呼び出しを行ったかはプロバイダーには見えないため、社内 AI ゲートウェイでのタグ付けとコンテキスト伝播が引き続き必須です。
3. 今から準備すべきこと
トークン総量ではなく種別ごとにログを保持し、呼び出しごとにモデル ID を記録し、実行時の価格表を保存しておくことで、1.5 への移行がスムーズになります。
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